風の谷のナウシカの都市伝説!実はジブリ作品ではない!?衝撃の結末とは?

日本アニメの巨匠「宮崎駿」が描いた人気アニメ「風の谷のナウシカ

それにまつわる複数の都市伝説があることを皆さんはご存知でしょうか。

実はこの「風の谷のナウシカ」ですが、多くの都市伝説があることで有名です。

今回はそんな“ナウシカ”に関わる多くの都市伝説について検証していきたいと思います。

実はジブリ映画ではない!?

スタジオジブリの作品として有名な「風の谷のナウシカ」ですが、厳密に言えばスタジオジブリの作品ではないのです。

というのも、

風の谷のナウシカ」はスタジオジブリが誕生する前に存在していて後にスタジオジブリにつながっていった

トップクラフト」というアニメーション制作会社によって制作されました。

この「トップクラフト」は日米合作アニメなどを70年代に多く作っていましたが、1985年に13年以上続いた会社の歴史を終わらせて

スタジオジブリ」に繋げて行くと言う発展的な解散を行いました。

この前年1984年に「風の谷のナウシカ」は映画公開されました。

実はナウシカは厳密に言えばジブリ作品ではなく「トップクラフト」の作品ということになります。

 

その後、1986年に公開された「天空の城ラピュタ」制作の為、「トップクラフト」にいた宮崎駿らスタッフが後継会社となる「スタジオジブリ」を立ち上げ、現在に至ります。

現在「風の谷のナウシカ」の著作権はスタジオジブリにありますので、ジブリブランドの一つとして定着しています。

ナウシカには元ネタがあった!?

有名な話ですが、「風の谷のナウシカ」にはフランスの漫画家メビウスによる「アルザック」と呼ばれるSFコミックから大きな影響を受けています。

このアルザックと言う漫画は70年代に生み出された革新的なSF漫画で、セリフはほとんどなく

翼竜のような生物にまたがって帽子をかぶった男性が幻想的な世界を冒険する内容です。

この漫画アルザックの主人公のビジュアルが「風の谷のナウシカ」に影響を与えたのではないか、といわれています。

 

また、「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦さん、「AKIRA」の大友克洋さんも影響を受けたと言われています。

この漫画を書いたメビウス氏はその後世界的に評価され、アメリカのMARVELで「シルバーサーファー」を描き評価されました。

ハリウッド映画でも美術担当になるなど世界的な活躍をします。

そんな彼の世界に宮崎駿さんも魅了され、

ナウシカって作品は、明らかにメビウスの影響によってつくられたものです。

と認めています。

作者のメビウス氏も宮崎駿さんの能力を高く評価しファンになったようで、後にお互い友人同士だと話していました。

舞台は火星だった!?

これも有名な都市伝説ですが、「風の谷のナウシカ」の舞台は火星ではないかといわれています。

これは、火星では地球より重力が軽いため、ナウシカが使っている飛行メカのようなものでも自由に飛び交うことができます。

また大きなトンボのような生命体が空を自由に舞うことができるのも納得がいくようです。

 

主人公ナウシカが住んでいる場所は風がいつも吹いて、地上の廃墟にはセラミックとサビで覆われていて高い所から落ちても怪我をしないという設定があります。

これが重力の軽い証拠であるとも言われています。

 

また、作品中、重要な存在になる王蟲(オウム)も火星に存在するのではないかと言われてる「サンドワーム」に似ています。

 

これは、かつて火星に移住した人類のなれの果ての姿がナウシカ達ではないかとも言われています。

原作とアニメで違う、その結末とは?

映画では描かれることがなかったナウシカたちの結末ですが、それはかなり衝撃的なものになっています。

作品が終盤にさしかかる頃、ナウシカたちは衝撃的な事実に気が付きます。

ナウシカたちはなんと旧人類たちが汚染された世界に適応するべく生み出された人造人間であったのです。

また汚染された世界を浄化する為に腐海を生み出し、長い年月をかけて清潔な世界にしようとしていたのでした。

旧人類の生き残りは汚染の原因になった戦争や争いの無い新人類を生み出し、彼らを使って新しい地球を繁栄させようと考えていたのです。

ナウシカたちはその間のつ“なぎ”でしかなかったわけです。

またナウシカたちが吸っている空気は旧人類たちには“”で、旧人類の為に浄化された世界の空気はナウシカたち人造人間には“”しかありません。

そのため浄化された世界ではナウシカたちは生きて行けないのです。

これに激怒したナウシカは旧人類たちの残した文明や生まれ来る新人類の卵等の遺産を全て破壊してしまいました。

 

浄化が完了すればどちらにせよナウシカたちは絶滅し、新人類が生まれてくる卵も破壊したので新しく人類が生まれることもありません。

結果的に人類は絶滅していくことに変わりはないのです。

なぜ、このようなラストシーンなのか?

宮崎駿氏が以前から人間不信的な傾向があったようで…

人間なんてね、滅びたっていいんだよ!! とにかくこの惑星に生き物が残ってれば、人間という種なんていなくなっても全然いいんだ!

という言葉を庵野英明さんが聞いた事があると語っていました。

アニメは原作初期の部分しか描けていないそうですが、最後は衝撃的に終わっていくのでした。